
1 マジックアイランド/マジックアイランド 99(キャプテントリップ)CTCD211
米、ルイジアナ、アシッドフォーク、自主制作?
ジャケは真っ黒のプラケだが、中に何とも妖しいカップルのモノクロフォトが謎、正体不明感を煽るマジックアイランド。
シドバレット、アレキサンダースキップスペンスのドラッグまみれのアルバム。狂気と正気、夢とうつつのはざまにある真実の扉を開けはなたんかの世界は、まさしく孤高。
はたしてこの謎のグループの正体は、前に紹介済みのダミアンユースとシンガー、作詞家のスパイダーことロビンナイスによるプロジェクトユニット。
ほとんどの楽器を手掛けるダミアンの作曲による陰鬱でひたすら暗い世界は涅槃のBGM!これははまる!
2 クリスコロン/ホーン 01(キャプテントリップ)CTCD281 デニム布ジャケ
米、アシッドフォーク、サイケ、80年代初期には録音されてた宅録フォーキー作。
ティラノザウルスレックスにそれ以前のマークボランからの影響が顕著で、ニックドレイク的孤高感も感じさせる謎のアーティスト。
実際プロフィール、活動歴は非公開、謎のままなのである。
全曲自作自演による4トラック多重録音宅録作品は、現代テキサスの狂気孤高のヤンデックやスゥエーデンのSTミカエル、先のダミアンユースとの相似を見出せる。マジックアイランドと原盤は同じブラックベリーレーベルだ。
弾き語りによるローナーフォークの世界は、英70年代フォークの触感も持つ稀有な存在。
3 MARTIN NEWELL/SONGS FOR....A FALLOW LAND 11(FIXED IDENTITY)FI001 LP
英、NW、オリジナルリリースは85年ファースト、カセットのみのリリースだったので嬉しいアナログ再発だ。
ニューエルといえばネオモッズ「クリナーズフロムビーナス」相棒のネルソンとの「ブラザーフッドオブリザーズ」の活動で知られ、ソロCDデビュー作93年のザグレーテストリビングイングリッシュマン」が渋谷系ブームの頃、話題となりそこそこのセールスを記録したという。実際に渋谷の某CD店て大々的にディスプレイされたのを記憶してる。アンディパートリッジがプロデュースし、これぞ大英帝国ポップス!60年代サウンドを意識した音作りは高い評価を得た傑作。
クリナーズ時代からカセット作品を多数リリースしており、本作も長らく聴きたかった一枚。いつの間にか米でアナログリィシューされてた。
XTC、ロビンヒッチコック、フレッシーズのクリスシーベィに通じるポップセンス、DIY精神溢れる宅録ポップンロールは最高。
地味ながらも優れた佳作をリリースする大好きなアーティストの一人だ。
4 CHURCH/MAGICIAN AMONG THE SPIRITS AND SOME 98(COOKING VINYL)COOKCD168
オーストラリア、NW、ネオサイケ、9作目。81年にアルバムデビューし現在も活動?する息の長いグループ。私的には瑞々しく青々しい初期のギタポ然とした時期が好みである。
88年「スターフィッシュ」が米でヒットするも、その後低迷してる感のあるチャーチ。
本作は一時脱退してたギターのピーターコップスの復帰作。13曲で80分近い大曲揃いの力作でもはや余裕ともいえる雰囲気すら漂い、OZナンバーワンギターバンドとの評価も頷ける。ただ厚いシンセが垂れこめたサウンドはやや鬱陶しいし、幾分冗長に感じる部分もある。
メンバーのソロ活動も活発でボーカルのキルビーはゴービトウィンズのグラントマクレナンとジャックフロスト、ゲームセオリーのドネットタィアーとヘックスというユニットでもアルバムリリースしてる。
ギターのマーティンウィルソンパイパーはオールアバウトイブのメンバーとしても知られてる。
5 STUART MOXHAM AND THE ORIGINAL ARTISTS/CARS IN THE GRASS 95(VINYL JAPAN)ASKCD35
英、NW、ギタポ、元ヤングマーブルジャイアンツ、ジストのリーダー、ソロサード作。
英NW界に静かなる衝撃を与えたYMG!そのサウンドの核となったのがモックスハム!
アノラックな音響にミニマリズム、シンプルながら滋味深い音空間。
地味ながら堅実な活動続けるこういったミュージシャンの存在が英音楽界を面白くしてる。
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WEEKLY LISTENING LIBRARY64 2012.0204-0210
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